今年もよろしくお願いいたします。
2021年となりました。
昨年はコロナの問題で世界中が大変でしたが、そんな時だからこそ、
世界中が協力しあって、自国のことだけを考えるのではなく、
各国が助け合い連携して、この地球を守っていく時だと考えます。
昨年7月コロナ禍の中、父を亡くしました90歳での大往生でした。
父は昭和5年生まれで戦後、苦学して建築士の道を
歩み、生涯、社会活動を中心に人生を過ごしました。
私自身も、父のその生きざまを少しでも学び、
今年も、身近な地域の問題、社会の問題、都市の問題等自分なりに色々考え、
できることをできる範囲で行動していこうと考えています。
写真は、私の尊敬する建築家村野藤吾氏の広島にある
「世界平和記念聖堂」1953年竣工(村野氏63歳)の正面入り口の扉です。
村野氏の考えに、「平和」が基本にあります。建物の細部にもその理念が
表現されていて、物と物がぶつかり合わないようなデザインが各所に
配置され、建物全体をやさしく見せる工夫など表現しています。
「私は一個のBuilderであるよりも、一個の社会改良家でありたい」
(村野藤吾:大正7年4月早稲田建築科3年卒業論文より)
今年の一年、平和で楽しい、年でありますよう!
コロナが解決し、世界中に平和な扉がひらきますように!
Comments